UL54→ML64。硬さ、1フィートの違いがもたらす優位性。トラウトロッド考察。

 こんばんは。2022シーズンは7シーズン目に突入した愛用ロッド、シマノ カーディフnx s54ulが折れてしまい、ドリフトの釣りも考慮して1フィート長く、硬さも大物を考慮し、ワンランク上のMLのティムコ エンハンサー E64ML-2にチェンジしたシーズンでした。ロッドのスペックが大幅に変わって、感じた事を書いていきたいと思います。

 まず大きな変化として、キャスティングがシングルハンド→ダブルハンドに変わりました。今までずっと片手でキャストしていたので、最初は戸惑いましたが、両手で投げた方が、川に立ち向かってる感が出て、ムードが出るかなと笑 精度的にもなんら問題なく、ねじれの少ない正確なピンポイントキャストが決まります。僕の腕もあるかな笑笑 でもカバーに投げ込む様な釣りでは、ショートロッドの方が、決まりやすいかも。

 次に鱒さんがヒットした時の変化。UL→MLがもたらすパワーの変化は凄まじく、40オーバーの岩魚さん、虹さんを掛けた時も、下流の瀬に逃げられそうになりましたが、竿とpeラインが助けてくれ、やや強引に上流に頭を向かせて、圧倒的なアドバンテージの中でファイトする事ができました。またレングスが長くなった分、懐が広くなるので、鱒さんの抵抗を上手にいなしてくれる印象もありました。とはいえ、前に使っていたカーディフNXには、スパイラルxが搭載されてたので、パワー不足を感じる時は余りなかったです。とてもハイパワーなULロッドというイメージが強かったかな笑

 そしてドリフトさせる時。今までなら竿の短さ故に、ラインが引っ張られて、流れの向こう側を探りきれない…という場面が結構ありましたが、54のレングスが64になった1フィート分の余裕から、かゆい所に手が届く事が増えました。守備範囲の拡大から、探りたい流れを探りきれるのは、釣れる釣れないに関わらず、ストレスがないっ!です。ただデメリットとしては、細かいトゥイッチングはショートロッドの方がし易いと思います。

 という事で今回はロッドを替えてみて、思った事を書いてみました。支流から本流にメインフィールドが移りつつある事も含めての54UL→64MLの変更でした。満足いく釣行が増えて、個人的にはいい買い物をしたんじゃないかと思っています。皆さんのロッド購入の参考になれば幸いです⭐️

長いレングスで、有利なドリフトの釣りを展開しての、グッドサイズな岩魚さんっ!