今シーズン大活躍だった自作ミノーファッティー。2022シーズンを振り返って。

はい。本日の記事は今シーズン活躍したファッティーシリーズについて。市販品のルアーは高いから!という理由で数年前からルアー制作を始めた僕。始めたは良いものの、これが迷宮への入り口でこれだ!という泳ぎが出る様になるまで、少し時間がかかりました笑 今シーズン釣れた鱒さん達の写真と共に、考察を含めて振り返っていきたいと思います。

はい。ズドン!3月2日に本流域中流部、大岩があり、深瀬になっているポイントにて、41センチの雄岩魚。年始に作り溜めたルアーの中から、これは良い泳ぎをするなぁと踏んでいた5センチミノーを投げた所、流れの中から抑え込む様にバイト。やるやん!僕のルアーと、僕が調子に乗り始めた1尾笑 ちょっと写真が悪いけども。

2匹目はこちら。三面護岸の支流にて、ファッティー70sに、ごくっ!とヒットした1匹。石がポケットの様に4つほど配置されていて、その中をドリフトさせたら、出てきました。40オーバーともなると、引きが強くタジタジするのですが、UL→MLに、ロッドを新調したシーズンでもあったので、ロッドのパワーを実感した1尾。

3匹目はこれだっ!ボディに桜の彫刻を入れて、ファッティー桜吹雪!と名付けた遊び心溢れるルアーに喰いついてきた1匹。アタマを水面から出して、北の大地のイトウを彷彿とさせる様なバイトをしてきて、(釣った事ないけど笑)驚いた1匹でもあります。梅雨の増水時は本流域の瀬に捕食の為に入っているのかなんなのか、この個体以外にも50はありそうな岩魚のライズを目撃し、本流のロマンをヒシヒシと感じた1シーンでもありました。

4匹目はこちらっ!真夏の高水温下で、水温が下がっている所、溶存酸素量の多い所を…と思い、中規模堰堤の白泡の中、ファッティー70sをダートさせて仕留めた1尾。実を言うと、ダートにしか反応しない個体がいる様に感じていて、ルアーのウェイト配置をこだわり、やや挑発的に泳ぐ様に、セッティングしたルアーで仕留めた、新たな可能性を感じた1尾でもあります。さらにさらにこの個体、白斑がくっきり出ていて紫色も強く出ている、放流個体の血が一切混じっていない、古代より血をついでいる本物の野生個体、なのでは??とも思っている思い入れのある、1尾でもあります。

最後はこちらっ!9月最終週に、本流大規模堰堤から出た50近い大岩魚❣️最高にエキサイティングで過去最高な引きの強さで、特有のぬめりと錆を見に纏い、シーズンの集大成にふさわしい1尾。こればかりは言葉で語り尽くせない迫力が写真からも伝わります。

 なんだかんだで、苦しい過去の記憶と闘いながらも、釣りに明け暮れた今シーズン。筆者、実を言うと厄年であったようで、8月には新型コロナウィルスにも感染していました(^_^;)  まだまだルアーもプロのビルダーさんには程遠いクオリティではあります。

 しかしながら沢山の方の支えのおかげで、楽しい気持ちで12月を迎える事が出来、このブログ鱒さん研究所も、アクセスが少しずつ増えています。感謝感謝の2022シーズンでした。読者の皆様、来年もまたよろしくお願い申し上げます。 鱒研所長 Kevin.S