4気筒バイクから単気筒バイクに乗り換えてわかった、おでん的魅力。

 こんばんは。久々にお出かけしてご機嫌な筆者です♪今日の記事は、釣りではなく、オートバイについて🏍 車は昔から好きだったものの、バイクにはしばらく興味がなかった僕。釣りの足で原付を使う様になり、その魅力にどっぷり取り憑かれました笑 気がついたら普通自動二輪免許を取得して400ccのバイクに乗ってましたっ😅マグナ50、cb400sb、グラストラッカー250、バリオス2に乗って分かった、乗り味の違い、それぞれが持つ味わい深さについてまとめてみますっ!

 ざっくり分けるとオートバイのエンジンは、単気筒、2気筒、3気筒、4気筒、6気筒になります。v型やボクサー、並列、直列、水冷、空冷、油冷など細かく分ければもっとあるのですが。僕が乗った事あるのは単気筒と4気筒です。まず単気筒エンジンのもつ魅力…はやはり、燃費が良い!シリンダー、ピストンが一つなので、パーツ数が少なく、よりスリムに車重を軽く作る事ができます。その分、パワーは控えめで低回転から中回転型のエンジンに仕上がっていて、トルク重視の粘っこいエンジン…という印象を受けます。音はドコドコドコドコ、爆発する感じで、載っているとエンジンからの振動、鼓動感←パルス感??があり、いい意味で機械臭い、油臭い、レトロな味わいが感じられます。タイヤ幅は細めでそこまでリーンしないのも特徴。僕が乗ったマグナ50グラストラッカー250はこれ。

シンプルなデザインがカッコいい笑 ネットより画像を引用。

 

 お次は4気筒のバイクについて。シリンダー、ピストンが4つあるので、車体はやや幅広く、車重も重たくなりますが、その分パワーがあり、回せば速いものが多いです。高回転型のエンジンを搭載した車両が多く、250ccのものだと、レッドゾーンが18000回転からという、モーターの様なエンジンです。その為、下のトルクはやや薄く、発進時にやや多めにスロットルを捻ります。燃費は単気筒ほどは良くなく、それを補う為、ガソリンタンクも容量が多く、大きめになります。タイヤは太い幅のものが装着されてる事が多く、リーンも深くなります。僕が乗ってたcb400sbがそれ。

こちらもネットより引用させていただきました。カワサキ、zrx400。エキゾーストが4本から1本にまとめてある、集合管がカッコいいっ!

 さて僕はどっちが好みだったか。あっっっっっっっっっっっっっとう的に高性能な4気筒と思いきや、単気筒でしたっ👍なんでか?それは噛めば噛むほど味わい深くなるような、おでん的な魅力にあります。速く、安定してワインディングも高速道路もそつなくこなす4気筒。足回りも熟成されていて、非の打ち所がない…。確かに乗ってて楽しい事は楽しい。だけど、整いすぎていて、どこかバイクに乗らされている様な感覚に陥る時があります。それに比べて単気筒。電子制御もパワーもないし、振動もすごい、高速道路はひーこら言って走ってる感じ…。でもそれが良いんです。乗り手がフォローして一緒に走ってくれている様な相棒的感覚…トコトコトコトコ、のんびりだけど一歩一歩確実に踏みしめる様な…。バイクは本来不便な乗り物であるはず。それを工夫して乗るのが醍醐味な筈…。単気筒バイクはそんな楽しさを教えてくれる気がします笑 エリートの先輩によろしくお願いしますっ!!て言って乗るのが4気筒だとしたら、一緒に行こうかって気軽に語りかけて乗るのが単気筒。アメリカのシリコンバレーの電子的ハイテクシティが4気筒だとしたら、単気筒はイギリスの片田舎の寂れた工場。じいちゃんばぁちゃんの家。噛めば噛むほど染み渡るおでんの様な感じ。そんな魅力があります。

 さりとて筆者、電子制御や4気筒が嫌いな訳ではなく、どちらも甲乙つけ難い魅力があって、オートバイが好きなのは変わりありません。4気筒の胸の透くような加速も大好きで、山道など、ワインディングを軽快に走り抜ける爽快感は最高です。ガソリン車撤廃の動きを受け、電気自動車、電気バイクが登場し出した昨今。ガソリン臭いモータースポーツが好きな筆者としては、いかんともしがたい、うーーーーむ😅って複雑な感じ笑 テスラの社長が日本に来たとか、どうも金儲け的な要素も大きい気がして…。さりとて環境問題もあるので、中々難しいテーマではあると思うのですが、もう30年くらいは内燃機関、残っててくれないかなー笑