トラウトルアー ポイントいろはその8 橋脚周り、護岸脇 

 こんにちは!冷え冷えに冷え込んでいます笑 今日もポイントいろはやっていきます!その8!と題しまして、今回着目してみるのは、橋脚周り、護岸脇です!目につきやすく、1級ポイントになる事も多いこの場所。渇水時に、じーーーーーっと観察してみまして…分かった事がありましたので、書いていきたいと思いますっ!!! 

 まずは橋脚周りから。この場所、支流でも本流でもえぐれていて、そこだけ深くなっている事が多いです!みんなが狙う為、鱒さん不在な事も多いです。が、好物件である為、入れ替わり立ち替わり、居着いているイメージがあります。また、外敵となる鳥、真夏の好水温下など、影になっているので、それらを防げる場所としても機能している様です。その為、いつも言うけどデカイのが居る!笑 

こんな感じ笑

流れが強いと、アップクロス、サイド、ダウンクロスに位置取り、ルアーをドリフトで送り込みます。ぬぅぅぅっと中から鱒さんが現れる事があります笑 

 さて、似たようなポイントでもう一つ。それはズバリ、護岸脇です。 なんで際につくのだろう?と思い透明度の高い場所でジーーーーーッと見てみると…な?護岸自体が古くなっていて隙間のようなスペースが出来てるぞ??そうか、そこに居るのか!腑に落ちました。ミノーを投げ込んでみると、どうやらその中から出たり入ったりしている様子。なーるほど、そこが住処になっているのか。とつぶやく僕。図にしてみるとこんな感じ。

断面図笑

古い橋脚下もこの様になっていて、そこが鱒さん達の住処になっていました。基本臆病な性格である鱒さん。落ち着くんだろうな笑 

 さて今回は橋脚、護岸際に着目してみました。人の建造物を賢く利用してそこに住み着いている鱒さん達。そこに居るんだ、とただ見過ごすのではなく、なんでそこに居るんだろう。なぜそこが住み心地が良いのだろう?と注意深く観察し、なんでだろう?と疑問を持つ事の大切さを教わりました。仮説→検証→結果。釣り全般に言えるかもしれないけど、これを無意識に繰り返し、観察する力、考える力、自然の動きを読む感性を鍛えてくれる…。詰めても詰めても新しい発見があり、常に好奇心をくすぐり続けてくれる、トラウトフィッシング。苦労の末に手にした宝石の様に輝く鱒さんの姿を一目見たら、虜になるに違いない。

黄金に輝く岩魚さん。綺麗だ⭐️