ドリフトu字ターンの強み。再編

 今晩は。所長です。GWも終わり、世の中がまた落ちつきました。僕はホーム河川のお隣の川に行き、ドリフトで綺麗なイワナを仕留めなんだかご機嫌です。さて…今晩考えてみるテーマはドリフトu字ターンについて!なになに?モータースポーツ??と聴こえてきそうですが笑 ミノーイングの際のテクニックの一つで、この釣り方を身につけてからというもの、釣果が爆上がりしまして…。過去にも同様な記事がありますが、再編してみます。愛読書、gijieを読み、習得したテクニックです!

 ドリフトu字ターンとは…ざっくり説明しますと、ヌシや鱒が着いて居ると思われる場所に上流からミノーを流し込み、そこでミノーをUターンさせる釣り方です。鱒さんから見ると、上流から流れてきた小魚が自分に気づき、慌てて逃げ惑う様な、そんな泳ぎに見える筈。僕の考えでは、トゥイッチングの釣りが鱒さんを威嚇させて口を使わせるのに対し、ドリフトu字ターンは食性に訴えて口を使わせる釣りだと思っています。

 釣り方 まずはポイントに対してサイドに立ち位置を決めます。そして、鱒さんが居る場所よりかなり上流にミノーをキャスト。ラインスラックを取りながら、任意のレンジまでミノーを沈めながら、脈つりの要領で流します。(この流しているタイミングでズドン!とヒットする時もあります。)流れに発生している喰い波を利用し、川底まで一気にミノーを沈める事も出来ますし、あえてレンジを下げず、表層を泳がせる事も出来ます。(そこは活性やその時の状況次第で!) そして鱒さんが居ると思われる場所でミノーをUターンさせ、自分に向かってミノーが泳いでくる形でリーリングします。このミノーがターンするタイミングでヒットする事がかなり多いです。この時ミノーをややリフトさせても良いし、あえてフォールさせても良いし、トゥイッチングを少し入れても良いです。臨機応変に釣っているとなんとなくコツが分かる筈。前回の記事の様に、ヌシを狙う時は僕はこの釣り方を多用します。ミノーがポイント直撃弾(テリトリー直撃)にならないので、ストレスが蓄積されづらく、比較的スレにくい釣り方です。

 

ざっくり図にするとこんな感じ。黒い線がルアーの軌道。

 

 小さなテリトリーの中で効果的にミノーをアピールさせる事が出来るこのドリフトu字ターン。トゥイッチングに追わない鱒さんをキャッチ出来る様になると、この鱒釣りはさらに面白くなります。流れの中から突然、ドゴン!と鱒が出てくる瞬間はめちゃくちゃ爽快です。是非、習得してみてください🐟