鱒さん考察 虫を食べるか魚を食べるか

 こんにちは😃所長です。先日のプロトテストにて、あと一歩でバイトさせられない経験をした事から、少し考察してみます。トラウトフィッシングを始めてから9シーズン目になり…どうも個体によって何を捕食しているかにより、スムーズにルアーをバイトする鱒さんと、どれだけ鼻先を泳がせてもちょっとバイトが苦手な鱒さんに、分かれるな…と感じており、なんでだろうと考えてみました。あくまでも僕の考察ですが、ミノーを追うのが得意な鱒さんは、顎が発達しており、普段から高カロリーかつ、泳ぐもの捕食しているのではないか…と思います。事実、トゥイッチングに対して反応が良く、縄張りを大きく出てバイトする傾向が強いです。一方、支流の小さなポイントにタイトに着く鱒さんは、頭を水面にぽこっ!と出すバイトで、自分の縄張りからは、余り出て来ない事が多いです。これが何を意味するかは、いろいろな捉え方が出来ると思いますが、流れてくるものに絞って、バイトしてるのでは??という事です。流れてくる水生昆虫は、流されるままなので、小魚の様に逃げ惑う事は余りありませんよね。流されてくる所に的を絞り、そこをパクりすれば効率が良い訳です。逆をいうと、流れを大きく動くルアーの様なものは、捕食しづらいという事です。ですのでこの手の個体を狙うのはフライが強いかも知れません。ルアーで狙う場合はシルエットが小さく警戒心を煽らずに、ドリフトなどのスローな釣りに反応が良いともいえます。そもそも、ルアーの様なカチャカチャと音が出て、激しく動くものは自然界では中々異質な存在で、それに口を使わせる方が不自然な事である為、我々釣り人は魚からすれば、中々滑稽なのかも知れません笑 

 今回は虫を食べるか…魚を食べるかという観点から、考察してみました。所長のホーム河川は流れが強く、稚鮎、ウグイ等のベイトフィッシュも豊富に生息しているので、フィッシュイーターよりの顎が発達している個体が多い様に感じます。大きく大きくテリトリーを出る50クラスも目撃しており、ルアー向きの河川だろうと思います。なんでだろう?どうなってるんだろう?と想像するのは中々楽しい時間です。また研究してみたいと思います⭐️