支流に潜む丸太ん棒。

 今晩は。所長です。釣りに行けないフラストレーションから解放され、毎日楽しい所長です😆 さて…先日も仕事終わり、気になる淵に行って来まして。数年前に台風の増水で出来たポイント…新しく出来た場所はやはり、鱒が馴染むまで、少し時間がかかるようで。居そうだけど釣れない状況が一昨年、昨年と続きまして。今年はどうだろうかと、偵察も兼ねての釣行です。

 ザバザバと川を遡行し、この感覚は久々です。高校生の頃、学校が嫌で嫌で、勉強が終わると、いつも逃げるように、通い詰めた思い入れのある場所でもあり…。今は回復して、また社会に出られる様になり、大変に嬉しいです。少しずつ、経済力もつけ、世界が大きく広がっています。さて、気になるポイントに到着。見たところ、過去の工事で川に入った大きな岩が4つほど沈み、流れが左岸にぶつかり、水深は1.5mほどある…。ヌシが居るなら間違いなくそこ…。サイドに立ち位置を決め、送り込みドリフトで狙うことに。上流にルアーをキャストし、ラインスラックを取るだけのリーリングで、沈み岩のポケットに流し込みます。しつこく書いて来たけれど、ヌシになればなるほど、ルアーを広く追わないから、こちらからテリトリーにルアーをプレゼントするのが大事になってきます。いい感じに泳いでるなぁ…と思っていると、グゥーッと抑え込む様な大岩魚特有のアタリ。キタッ!グングンと底に底に泳ぐ心地良い手応えが伝わります。雪代の流れも相まって、重量感がすごい…。下流の瀬に走りそうになるも、やや強引に上流に頭を向けさせ、水面に顔を出させます。コイのウキ釣りでも同様の経験がありますが、空気を吸わせると、結構大人しくなります。ナイロン4ポンドラインでは少し不安が残るファイトでしたが、無事水際にランディング。

ヒレの欠損がない、見事な雄のイワナです。半端ないパワーで逃げられそうになるも、落ち着いて撮影させてくれました。生き物相手のこの遊び、鱒さんへの感謝の気持ちは忘れません。

怒ってる笑 すごい形相です。

自然のパワーを両腕に頂き、また頑張れます。ありがとう🐟