ルアーカラーを考える🐟

今晩は!所長です!夕方、まとまった雨が降る様になり、渇水の川も潤い始めましたね。僕の乾いた心もお陰様で潤ってます。なんちて。さて、今日のテーマはルアーカラーを考えるです。ぶっちゃけ釣り人の自己満足の部分が大きいかなと思ってましたが、そうとも言い切れない所がこの釣りの中々奥が深い所です。

さて…、僕の好きなルアーカラーはといいますと、グリーンゴールド(グリキン)、鮎カラー、チャートカラー、そして茶色系のダークカラーです。

それぞれの色に役割があると思いますが、特に解禁すぐは、チャートカラーを選ぶ事が多いです。ルアーの視認性もそうだし、なんとなくルアーに見慣れていない鱒さんの反応が良い気がします。ほんとになんとなくだけど笑 このチャートカラーは、緑色の芋虫を食べる鱒さん達に反応が良いという話も聞いた事があります。食性に訴えるカラーなのかも…。

そして夏場…圧倒的に鮎カラー率が高まります。稚鮎の放流に伴った、マッチザベイトの考え方です。荒瀬に入った本流ヤマメから、堰堤下の大岩魚まで、中々反応が良く、稚鮎を食べる鱒さん達にドンピシャのカラーです🐟

そして、シーズンが終盤に差し掛かるにつれて、ルアーのカラーは段々と地味なものになっていきます。ドリフトで狙う婚姻色がでたヤマメは、同系色の茶系の反応がすごく良い!です。派手なフラッシングにスレているから、静かに流下物を演出するパターンが良くハマります。逆にド派手なカラーのスプーンを使って、縄張り意識に反応させる釣り方もある様です。が、僕はトロ淵に、忍び寄って静かに流してドスン!が好きかな笑

グリーンゴールドは通年使い、どの時期も平均的に反応が得られるイメージ。黒キン赤ハラカラーも(dコンシリーズのカラー)よく使います。マッチザベイトの考え+派手なカラーでの威嚇的考えに+アルファで、釣り人側のかっこいい!美しい!楽しい!と思えるカラーがあるのかな…というのが、僕がルアーカラーに抱くイメージです。

カラフルな釣り道具を選んだり見たりする楽しみもまた、この釣りの醍醐味…。これだ!という正解がなく、自分なりの答えを導き出していく所に、鱒釣り師の哲学が垣間見えるのかもしれません。残りわずかとなった今シーズン…カラフルなルアーで、渓流の宝石に、自分だけの彩りを加えてみてはいかがだろうか。