釣りから感じた常識という非常識 発想の転換の重要性

 さて、今日の記事は筆者がミノーを使用していて有効だと感じた、ミノーの新たな使用法です。渓流でのミノーイングと言うと、やはりトゥイッチングをかけて、誘って追わせて追わせて、最後にバイトさせる釣り方が一般的なイメージですが、やはり筆者がホームとする河川においても、ミノーに擦れている鱒が多く、その釣り方だと、バイトさせられない場面が増えていました。

 そこでふと思いつきで、ただ巻きで釣ってみる事にしました。するとトゥイッチングでは、反応の薄かった鱒達が、途端にミノーを追いかけて来るではありませんか!これはいい発見だと喜び、その日は尺越えのヤマメをキャッチする事が出来ました。

 筆者の意見ではありますが、薄くて重くて良くヒラを打つミノーが主流の今、釣り人自身も普通はこうだ!という通り一辺倒な釣り方になりがちです。キャリアが長い故の自信が時として仇となり、釣りから遊び心をなくしてしまって居るかも知れません。また雑誌やSNSなどで、良くも悪くも頭でっかちになって居るかも知れません。

 そんな時こそ、一度頭を真っ白にして、普段とは真逆な発想をしてみる事で、また新たな面白さに出逢えます。つくづく釣りの奥の深さと面白さを再発見した日のお話でした。みなさんも色んな釣り方を試してみてくださいね⭐️

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