流れを読む時に僕が大切にしている事 〜喰い波を探す事が釣果につながる〜

 さてさて禁漁を迎えて早くも3ヶ月。皆様如何お過ごしでしょうか。またハンドメイドミノー作りを始めて、来シーズンに向けてワクワクが止まらない筆者であります笑 さて本日のテーマはちょいとマニアック!流れを読む時に僕が大切にしている事です!

 ミノーが大好きな筆者ですが、大物はいかんせん、トゥイッチングで追わせて喰わせるのが難しい😅支流域等、水深が浅い河川や活性が高い時などはガンガンミノーを追ってきて、その姿たるや圧巻ですが、流れが厚い中流域や淵での釣り、シーズン終盤やヌシクラスの鱒を狙う時となると、中々その釣りが成立しなくなる時があります。そんな中で筆者が大事にしている事は流れの中の喰い波を探す事!です!!

 川の流れは、高い所から低い所に流れる通常の流れはもちろん、流れの底から流れの上に突き上げる波、男波と、流れの上から底に沈み込む波、女波があります。喰い波とはこの女波の事で、この波を利用する事により、軽いミノーでも流れの底に送り込む事ができます。またその特性上、昆虫類やベイトフィッシュなどがその波に巻き込まれる事が想定される為に、捕食のしやすさという観点から、その波の先に大物が居付きやすいと考えています。すなわち!この波にミノーを上手く乗せる事が出来れば、大物の鼻っ面にミノーを送り込める!という訳です。大雑把だけどこんな感じ。

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 釣り方としては、流れに対してほぼ真横に立ち、アップクロスにルアーを投げます。ミャク釣りの要領でルアーを川の流れに乗せて(ドリフトさせて)くると、ルアー自体が急激に底に沈み込む場所が、流れの中にいくつか発見できると思います。トラウトロッドですと、柔らかいロッドが多い為、ラインを通して、沈み込む感じが伝わってきます。この時の注意点として、急速にルアーが沈下する為に、根がかりが発生しやすいです!この辺りは筆者もまだ苦手な部分でして、釣り人側の腕の見せ所といった感じでしょうか笑 そしてひとしきりルアーを沈めると、沈み込む感じがなくなり、ルアーが軽くなった??ように感じられると思います。その感じこそ、ルアーが大物のいる核心部に到達した証拠で、そこでアクションをかけると、バイトしてくる事が多いです。

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今年の夏に喰い波を利用してバイトさせた虹鱒。ヌシクラスではないけど笑

久々に長い記事になりましたが笑 流れを読み、大物の住処を突き止め、バイトさせる。じっくり戦略を練った後にキャッチする喜びは、何者にも変え難いものがあると思います。皆様も良かったら実践してみてくださいね!誘い方のバリエーションが増えると、キャッチ率もグン!と上がる筈です⭐️