尺ヤマメキラー Bowie50sの魅力に迫る

  今回もヤマメ関連の記事と致しまして、イトウクラフト社から発売されている、尺ヤマメキラーBowie50sについて、個人的レビューをお送りします。バルサで出来ているこのルアーはお値段が3000円と少々張りますが、それに見合った性能と、魅力を兼ね備えていると、思います。筆者自身も、このルアーに、何度も助けられ、良いサイズのヤマメを沢山釣ってきた過去があります。

 このルアー(以降ボウイと呼ぶ)の、特筆すべき点はやはり、ずば抜けたヒラ打ち性能に尽きると思います。ロッドワークに機敏に反応し、的確にヒラを打つことができ、また、ロッドの角度を変える事で、ヒラ打ちの大きさを変えられる点も驚くべき要素かと思います。流れに対して、ボウイがほぼ真横になるくらいの、大きなヒラ打ちから、少し斜めになる程度の小さなヒラ打ちまで、多種多様なヒラ打ちを1つのルアーで演出することができます。様々な動きで鱒達の好奇心を刺激し、バイトに結びつけます。そこに至るまでの過程、一つ一つが使っていて、楽しいルアーです。イトウクラフトさんの、ホームページでボウイの記事を拝見し、何て奥の深い世界なのだろう!と感動したのを覚えています。

 しかしながら、弱点もあり、リップが恐ろしいほどに取れやすいです。3000円という価格で販売しているのですから、そこはもう少し強くならないかなと、筆者からの要望です。

 色々書きましたが、みなさんも、是非この秋はルアーワレットにボウイを忍ばせて、川に出かけてみては如何だろうか。奥深き楽しい世界がそこには待っているだろう。

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ボウイで釣り上げた、1匹。体高が凄かった!

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流線型のボディがカッコイイっ!

 

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