ピンチがチャンスに。渇水を逆手にとる。

 夏、梅雨が終わりを告げ、降水量はぐっと少なくなり、渓の水量もみるみる減っていきます。渇水の渓と言うと、余り良いイメージを持たれないかも知れませんが、実はまだ見ぬ大物に出会えるチャンスでもあります。なぜ、チャンスなのか?それは普段、水量が多く太刀打ち出来ないポイントが、攻略出来る様になったり、普段は底が見えないくらいの深い淵においても、底石の場所が把握出来たりと、大物攻略への手がかりを見つけられる良いタイミングになったりします。また、水量が少なくなり、水温が高くなる分、水量の比較的多い場所や、溶存酸素量の多い落ち込み、水温が低いボサ下に鱒が定位する事が多く、ポイントが絞りやすくなるという面においても、釣りやすさに繋がったりします。一見ピンチ!と思える状況においても、見方を変えればチャンスと取れます。やっぱりトラウトフィッシングは奥が深いっ!

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 比較的水量の多いポイントを狙ったら、一発じゃったぞ!どうどうの堂々の37センチジャ!