僅かなサイズ変更がもたらす釣果 


 今回のテーマはずばり、近年豊富になりつつある、ルアーサイズについてです。渓流域でのルアーサイズというと、50ミリが主流かと思いますが、最近では42ミリや61ミリなど、各メーカーから、様々なサイズのルアーが発売されています。使ってみて、感じた事を書きます。

 42ミリなどの小さいルアーは、里川の瀬や、源流域などの水深が浅く、狭い流域における釣りにて、活躍します。こういった流域で50シンキングなどを使うと、どうしても根掛かりのリスクが伴い、ルアーの操作に気を使う必要が出てきます。また、そのサイズやウェイトからくる、着水音等でポイントにストレスが蓄積されやすく、鱒たちに警戒心を与えやすいという、デメリットが生じてきます。しかし、42となると、サイズが小さい分、着水音も抑えられ、ウェイトが軽い分、根掛かりのリスクも少なくなってきます。また、50というサイズに見慣れ、スレてしまった鱒たちに、目新しさを感じさせ、捕食のスイッチを入れさせるという面においても、有効性があるのではと考えています。これは61などの本流域で使用するルアーでも同様のメリットがあると思います。

 ほんの数ミリの違いでも、釣果に差が出るトラウトフィッシング。筆者の趣味趣向や思い込みも、入っているかもしれないが、手を変え品を変え、鱒たちと真剣勝負。やっぱりこの釣りは奥が深いと思う。

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イトウクラフト社から発売されているBowie42s 瀬などの、浅い水域における釣りで活躍するぞ!

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ダイワ社から発売されているシルバークリークミノー。44から61まで、色んなサイズか売られているぞ!