生産的である事。心の傷を乗り越えるのに役立つ考え方。

こんばんは。今夜の記事は、僕が心の傷を乗り越えるために、役立ったと思う事を書いていきます。一言で表すと、生産的である様に努めた事です。小説を書いたり、絵を描いたり、魚を釣ったり、弾き語りの曲レパートリーを増やしたりと、自分は出来る!という小さな成功体験を沢山積みました。どうしても、なぜ自分が…と、怒りや悔しさでどうしようも無い、やるせない気持ちに何度も何度もなってしまう…。その辛さもよく分かるんです。僕自身、そんな気持ちになる時が沢山で、大変な時が沢山ありました。しかしながら、その悔しさをバネに、人が立ちあがろうとする時、爆発的なエネルギーが生じて、ものすごい集中できたり、絵が描けたりと、デメリットだけではない、と実感する瞬間がありました。過去にこのブログでも紹介しましたが、心的外傷後成長、PTGを経験する時、人は創造性という、ギフトを授かる様で、傷ついた人が独特なアートを描いたり、音楽に目覚めたりする事は往々にしてあるらしい。です。事実、僕がその苦しみから逃れたく、絵を描いたり、ブログを始めたり、ギターの弾き語りをしたり、ルアー作りに精を出したりしました。なんというか、傷を負う前に比べて、頭の中に浮かんだものを形にしたい!とよく思う様になりました。これこそ、想像力であり、創造性なのではないでしょうか。また自分の思いを発信するべく、始めたブログで、知らず知らずに文章力や、コツコツ取り組む力もつきました。そして、1番のギフトは人に優しくなれた事、傷ついた人の苦しみが痛いほど分かる様になった事です。順風満帆に行く人生を歩んでいたとしたらきっと分からなかったと思うんです。24歳にして、それを知れたのはきっと何にも変え難い、財産であると思っています。また支えてくれる、仲間が沢山出来ました。生産的である事、当たり前の様でいて、意外と難しい事かも知れません。皮肉にも、傷を負う経験が僕を強くしてくれたかも知れません。出来る事をコツコツ増やした、これが回復を手助けしてくれたと思います。今、苦しんでいる人も、なんでもいいので、今自分に出来る事を取り組んでみてください。無駄な事と思える事が、後の人生を助けてくれるツールになると思える瞬間が必ず来る筈です。鱒研所長、珍しく真面目です🐟傷ついた人達に、沢山の幸せが訪れますように。